サポ暴徒化の浦和で今度は選手への誹謗中傷問題が深刻化「今度は言葉の暴力」の声　Jリーグ全体で近年は問題に

　浦和は13日に行われた明治安田生命J1リーグ広島戦（Eスタ）で1―2と逆転負けを喫した。上位争いの中で痛恨の黒星となったことで、サポーターの怒りが沸騰。
その〝戦犯〟としてヤリ玉に挙げられているのがMF大久保智明（25）だ。

　フル出場したが、要所でミスが目立ち失点のきっかけにもなったことでSNS上でファンやサポーターから「今まで浦和に嫌いな選手なんて誰1人居なかったけど、これだけは言う。大久保が大嫌いです」「大久保大久保クソッタレ」「大久保は言わずもがな、クソ。
浦和のエンブレムをつけないでくれ」「はっきり言って邪魔」「大久保は浦和に帰ってくるな」「浦和の癌」「大久保死ね」などと見るに堪えない罵詈雑言が浴びせられている。これはもはや批判の域を越えて、誹謗中傷だ。

大久保に対しては、以前から一部サポーターからの中傷が問題化しており、自身のインスタグラムで7月24日に投稿した際には
「お前がいてチームにプラスになることがない。移籍金いらねーから今すぐ浦和から去れ」「2度と浦和のユニフォーム着るな」などと罵る言葉が返信されて物議を醸していた。

　こうした大久保に対する誹謗中傷を他クラブのファンやサポーターも問題視。ネット上では「ここ数年、選手の誹謗中傷多い気がする。やめよ、そんな事しても意味ないから」
「選手はサポーターのストレスのはけ口ではない。サポーターは選手を応援してサポートするためにあります」「他サポへの暴力にも飽き足らず、今度は言葉の暴力で応援するチームの選手にも」と心配の声が上がっている。

誹謗中傷は他クラブ含めJリーグ全体で近年は問題になっているが、サポーター暴徒化問題が解決していない状況だけに浦和での問題が注目されてしまった格好だ。

8/14(月) 15:06配信　東スポ
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1afdc614af1613952bc6beb9b1a949b27ba4fef