チェルシー、英国史上2位150億円でルカク獲得！7年ぶり古巣復帰に「一緒にたくさんの成功を手にしたい」

昨シーズンのチャンピオンズリーグ覇者であるチェルシーは、今夏の移籍市場でストライカーの補強を最優先とする。昨夏加入のティモ・ヴェルナーが輝けず、今夏にはオリヴィエ・ジルーが退団し、タム・エイブラハムも新天地を求める可能性が高く、その代わりにドルトムントのアーリング・ハーランドやトッテナムのハリー・ケインをターゲットにする。

しかし、いずれのターゲットとの交渉は難航し、チェルシーは元所属選手であり、昨シーズンにインテルのスクデット獲得に貢献したルカクに白羽の矢を立てる。そして12日、ベルギー代表FWの7年ぶりの復帰が決まり、双方は2026年までの5年契約を締結した。なお、移籍金はイギリス歴代2位となる9800万ポンド（約150億円）に上ると考えられている。

スタンフォード・ブリッジに帰還することが決まったルカクは、クラブの公式ウェブサイトで「この素晴らしいクラブに戻って来られてうれしい。多くのことを学ぶ子どもとしてここに来て、そして今、多くの経験とともにさらに成長してここに帰ってくるという、僕にとって長い旅だった」と話し、意気込みを続けた。

「このクラブとの関係性はとても大きな意味を持つ。子どものときからチェルシーのファンで、さらなるタイトル獲得を助けるためにクラブに戻ることは最高の気分だ。クラブの方針と僕の野心はぴったりとはまった。適切なタイミングでこのチャンスがやって来たと思うし、一緒にたくさんの成功を手にできると願っている」

「チェルシーを去ってから、本当に多くの浮き沈みのあった長い旅だった。でも、この経験は僕を強くしてくれたし、これはさらなるトロフィー獲得を助けるための挑戦だ。ここでのスタートを切ること、さらなる成功を成し遂げるために手助けすることが待ちきれない」

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